【愛国者悲報】コメ価格、過去最高値更新www

コメ価格が「過去最高値」を更新　その背景と今後の展開は #エキスパートトピ

山路力也

フードジャーナリスト
11/27(木) 13:41
（写真:イメージマート）
コメの価格がなかなか下がりません。農林水産省は11月14日、全国のスーパーで販売されたコメ５キロの平均価格が4316円に達し、過去最高を記録したと発表しました。その翌週には56円下がって4260円になったものの、今年の新米価格が高止まりしていることを背景に11週連続で4000円台の高値が続いています。「令和の米騒動」とも言われている今回の事態。なぜこのような状況が続いているのか、その背景と今後の展開を考えます。

ココがポイント
今年は豊作のはずなのに…なぜ続くお米の価格高騰
出典：TOKYO MX　2025/11/23(日)

『米騒動』のおかげで利益が出せたというのは事実
出典：集英社オンライン　2025/11/18(火)

米価格の最高値更新に慌てる必要はない
出典：PRESIDENT Online　2025/11/27(木)

スーパーでのコメの平均価格
出典：時事ドットコム

エキスパートの補足・見解
石破政権下では増産に舵を切ったものの、高市政権においては鈴木農水大臣が増産政策を撤回するなど、政治も混乱している状況の中で、コメ農家や卸売、小売なども価格の設定に苦慮しています。

今後の生産量が安定的に推移すれば、いずれ価格は沈静化していくと考えられますが、需要の上振れや品質問題が続けば、価格があまり下落しない可能性も少なくなく、まだまだ余談は許さない状況です。

構造的課題として、減反政策による作付面積の縮小、農業従事者の高齢化、気候変動リスクはいまだ解決されていません。短期的な価格下落は期待できても、中長期的な食料安全保障の観点から、稲作の持続可能性を確保する抜本的な政策転換が求められています。https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6fe06694eb32a6781751672e79786c9df62cba03