3人の子持ち専業主婦、フェミニズムを知り離婚を決意してしまう

8/5（木曜）に新刊『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』が発売になる。

本書には、田嶋陽子さんとの対談が収録されている。憧れの先輩との対面に「会った瞬間、感極まって泣く」というJJ（熟女）仕草を見せつけた。

20代の時、会社の先輩から田嶋さんの本を借りたことが、私とフェミニズムの出会いだ。

そこから上野千鶴子さん、小倉千加子さん、信田さよ子さん、斎藤美奈子さん……などフェミニストの先輩たちの本を読むようになり、自尊心を取り戻すことができた。
私にとってフェミニズムは生きるための心の杖だった。

そんな積年の感謝を伝えたくて、オボロロロと泣きながら次のように話した。

『田嶋先生の本でフェミニズムに出会って、生きるのが楽になったし、奪われたものを取り戻せたので。そのお礼を言うために、いつかお会いしたいと思ってました』

『ちょうど一昨日、27歳の女の子と話していたら、彼女のお母さんは専業主婦をしながら3人の子どもを育てていたけど、
田嶋先生の本を読んで「離婚しよう」と決めたそうなんですよ。「自分が今幸せだと胸を張って言えるのは田嶋さんのおかげだ」と話していたそうです』

私やそのお母さんのように、田嶋さんに救われた女性は日本中にいるのだろう。それは彼女が激しいバッシングにも負けず、闘い続けてくれたからだ。

https://www.gentosha.jp/article/19156/