田久保市長「辞任はするが市長選挙に再度立候補して市民の信を問う」

会見は予定されていた時間から、約7分遅れでスタート。市長は白いTシャツに黒いパンツ、ピンクのジャケットを羽織って会見場に登場。「東洋大学を卒業しておりませんでした」と改めて語った。

今後の進退について、「地検に上申が済みましたら、速やかに辞任を致したいと考えております」とした上で、「再度、市長選の方に出馬したいと思っております」と語った。

田久保氏を巡っては、市の広報誌などで「東洋大学法学部卒業」としていたが、市議会から学歴詐称ではないかとの声が出ていた。2日の会見で「東洋大に確認したところ除籍であることが判明した」と述べていた。これを受けて7日、伊東市議会の本会議で田久保市長に対する辞職勧告の決議案と百条委員会の設置案が全会一致で可決された。

田久保氏は市議を経て、5月の市長選で自民、公明両党の県組織が推薦する現職を破って初当選した。