ジャップ、マスクを外しまくってしまうｗｗｗこれが反知性主義国家の末路か…

　氷見の夜空を彩る圧巻の光のショーに、マスクなしの満開の笑顔が広がった。５日、氷見市で行われた富山新聞花火大会では、比美乃江公園に詰め掛けた大勢の見物客が心地よい潮風を感じ、光と音の競演に酔いしれた。

　会場では、炎天下の日中から家族連れやカップルらが訪れ、芝生に敷物や椅子を置いて陣取った。家族や友人ら１０人で訪れた高山和代さん（４８）＝砺波市＝ら一行は持ち寄ったそうめんを食べながら打ち上げを待ち「氷見の花火が富山でいっちばんでかい。毎年の楽しみです」とわくわくした表情を浮かべた。

　午後８時の開始前には、雲一つない絶好の夜空が広がった。「ヒュー、ドーン」と大迫力の音とともに、カラフルな大輪が次々と打ち上がると「わぁー」「でかいでかい」と大歓声が響いた。

　氷見の海を思わせる涼しげな青色のスターマインに続き、海の生き物の形をした変わり種が上がると、子どもたちが「魚だ、魚」と声を上げた。青、赤、緑と色を変える「ダブルローリングスライド」など花火師の技が詰まった大玉にも拍手が送られた。

　フィナーレでは、大玉の乱れ打ちで夜空が黄金色に染まり、観客の笑顔も照らし出した。

　初めて来場した高岡市の会社員大野美雪さん（３９）は「目に見えるところ全部が花火だった。ラストでやられました」と興奮。友人と浴衣姿で訪れた会社員山本あいさん（２４）＝富山市＝は「氷見の花火は、磯の香りがして風情がある。夏を感じられた」と声を弾ませた。

　　●水色の浴衣でひみ音頭涼しげ

　ひみまつりでは、夕方からひみ音頭の踊り流しが行われた。涼しげな水色の浴衣を身にまとった参加者が楽しげに踊り、夏の風情を漂わせた。

　氷見市に来訪中の台湾・国立中山大西湾学院の学生らも参加し、台湾の踊りも披露して盛り上げた。会場には、タイやブリの形の「魚提灯（ちょうちん）」が飾られた山車（だし）が登場し、来場者が見入ったほか、２９店の飲食ブースが並んだグルメランド、自衛隊・警察・消防車両展示フェアなどもにぎわった。