（ソウル＝聯合ニュース）イ・ウィジン、チェ・ウォンジョン記者
警察が確保したとされる約3,000ページに及ぶ統一教会の内部文書には、統一教会が日本の選挙に対応していた実態も詳細に記されている。日本で定着させた「政教癒着」モデルを、韓国に移植しようとしたのではないかとの分析が出ている。28日、統一教会の内部文書である「TM（True Mother・真の母）特別報告」によると、徳野英治・元統一教会日本協会長は、2018年から2022年にかけて、韓鶴子総裁および尹永鎬・前世界本部長に対し、計222回にわたり報告を行っていた。
統一教会の組織は、衆議院・参議院選挙や自民党総裁選など、選挙の局面ごとに動向把握に奔走し、「応援」する候補者を選別していた。選挙区ごとに数万人規模に及ぶ組織的な「票の取りまとめ」が行われたほか、資金的な支援にも積極的に関与していたとみられる状況が確認されている。
徳野・前協会長は、「『選挙応援』を通じて、国会議員や自民党の中枢クラスの有力幹部と、より深い信頼関係を築いていくことが、最も現実的で効果的な“アプローチ（接近）”だ」と述べ、「日韓トンネルプロジェクトが社会的な影響力を持てるよう、組織的な戦略を駆使しながら推進していきたい」と語った。
また、2021年の衆議院選挙直後には、「我々が応援した国会議員の総数は、自民党だけで290人に達する」と、総裁に報告していたことも明らかになっている。
徳野・前協会長は、「（安倍元首相は）北村経夫議員を、我々の団体がどこまで応援するのか、その決意を聞きたがっていた」としたうえで、「『これまでの得票は10万票だったが、今回は30万票を目標にし、最低でも20万票は確保する』と宣言すると、非常に喜び、安心した様子だった」と伝えている。
また徳野氏は、安倍元首相に対し「今後も日本をより正しい方向へ導いてほしいという激励の意味」だとして、高級ブランドのネクタイを“贈呈”したとも述べている。文書では、2021年11月時点で統一教会と関係の深い議員12人を挙げ、その筆頭に安倍元首相の名前を記していた。
文書には、高市早苗・現首相の名前も32回にわたって言及されていた。2021年に初めて自民党総裁選に出馬した際については、「安倍首相が強く推薦しており、神奈川県の後援会が我々と親密な関係にある」としたうえで、「（高市氏が）総裁になることが天の最大の願いだ」と記されていた。
2018年10月、徳野・前協会長は、「我々と近い関係にある議員たちが安倍内閣の中枢に入っているということは、それだけ我々の意見が内閣により反映されやすいと考えて間違いない」としたうえで、「『真の母』（韓総裁）が望まれている国家復帰に向けて、推進していく」と記していた。
統一教会が、政界進出や教勢拡大など一定の成果を上げた「日本モデル」を、韓国に移植しようとしていたとの評価も出ている。
2018年12月、当時、嶺南（ヨンナム）地域を担当していた統一教会の第5地区長だったパク氏は、地区幹部ら約10人とともに日本を訪れ、徳野・前協会長と面会した。パク氏は、「政治家復帰のための組織的な投入、その過程や成果について説明を受けた」と報告している。
これは、全在洙（チョン・ジェス）元海洋水産部長官が金品を受け取ったと指摘された時期と重なっており、第5地区は当時、日韓海底トンネルの実現を目標に活発に動いていた。
徳野・前協会長は、「日本では政治家と『コンタクト（連絡）』を取り、後援会を結成し、時には政治家を教育し、我々のイベントに参加させている」としたうえで、「韓国ではまだ『ギブ・アンド・テイク』の関係が模索段階で、確立されていないため、非常に刺激的だった」と語ったと伝えている。
ネトウヨが言ったとおりだｗ
高市早苗で日本イズＢＡＣＫ！！
これはネトウヨもブチ切れて丁寧な説明求むと連呼してしまうだろう
合同結婚したい
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