【独自】百田尚樹を河村たかしが刑事告訴した…百田「俺が殴ったら死ぬぞ!」紐状のものを振り回して「威圧」
犯行現場は議員会館会議室
「こんなことしたくないが、今回だけは看過できない」と憮然とした表情で話すのは、日本保守党共同代表だった河村たかし衆議院議員だ。「現代ビジネス」記者が話を聞いたのは、国会ではなく東京地裁の近くであった。河村氏は、今日10月2日、人気作家としても知られる日本保守党の百田尚樹代表を東京地検特捜部に刑事告訴した。
記者の目の前のテーブルに置かれていたのは、その告訴状だった。告訴人が河村氏で、被告訴人として百田氏の名前が記されている。罪名は威力業務妨害罪(刑法第234条)と脅迫罪(刑法第222条第1項)である。
衆議院当選6回、名古屋市長15年を務めた河村氏が、国政政党の代表で現在は参議院議員でもある百田氏を訴えるという、異例の刑事事件となる。
【独自】百田尚樹を河村たかしが刑事告訴した…百田「俺が殴ったら死ぬぞ!」紐状のものを振り回して「威圧」 - ライブドアニュース犯行現場は議員会館会議室「こんなことしたくないが、今回だけは看過できない」と憮然とした表情で話すのは、日本保守党共同代表だった河村たかし衆議院議員だ。「現代ビジネス」記者が話を聞いたのは、国会ではなくnews.livedoor.com
発端となったのは、今年4月22日午後4時ころから行われた日本保守党の記者会見であった。記者から「党大会の開催は」「代表選挙はどうなのか」という質問が出たところ、河村氏は、
「党大会やらないかん」
「他の党、参政党も党首選やるといっている。有権者の期待があるんで、心配している。党大会やって党首選もやって、そうすれば出馬させていただく」
と回答した。この発言が百田氏の逆鱗に触れたようで、百田氏は、
「他の党とうちの党、根本的に違う」
と不快感を示した。
ペットボトルの投げつけ
すると河村氏は、
「地方議員のメンバーを東京に集めて会議するとか、全国に支部とつくって期待にこたえようとして、健全な保守勢力をつくる、待ったなし」
と話した。これに対し、百田氏は、
「カネかかります」
「私だってしたいことあるが、いろいろとある」
と反論した。会見場に不穏な空気が漂う中、
「こういうのが流れるとまるで、代表と共同代表が仲悪いと広がる」
と有本香事務総長が言いながら、いったんはその場を収めた。
しかし──。会見が終わって午後5時ころ、議員会館内の島田氏の部屋に、河村氏、百田氏、有本香事務総長、島田氏、竹上裕子衆議院議員(現在離党)の5人が集まった。記者会見で河村氏と百田氏が言い争ったこともあり、最初から険悪な雰囲気だったという。
会議室の入口から奥手に座ったのは河村氏で、その正面に百田氏が座り、テーブルをバンバンと叩きながら、
「お前、なんというこというねん」
「いったい、何を考えているんだ」
と、何度も河村氏に食って掛かった。そしてさらに興奮したのか、百田氏はペットボトルを河村氏に向かって投げつけた。ペットボトルは、河村氏と椅子を一つ空けて座っていた竹上氏の横をすり抜け、壁に当たった。
「あんた、俺が殴ったら死ぬぞ」
と大声で2度以上、繰り返した。河村氏は、
「私は『殴ったらいかんぞ』と制止をした」
と振り返る。
「お前、どうするんだ」
記者会見の発言について河村氏は「あれは提案だ」と繰り返したが、百田氏は耳を貸さなかったという。そして、有本氏は百田氏に加勢するように、
「こっちは(国会)議員なんて一人もいなくてもいい」
と述べていたという。
30分ほど話し合いがあり、河村氏が部屋を出てエレベーターに乗ろうとすると、百田氏はひも状のようなものを振り回して、
「お前、どうするんだ」
とさらに威圧したという。河村氏は、
「百田氏はボクシング経験者で、殴られたら本当に死んでいたかもしれない。それくらいの恐怖があった」
と振り返る。
その後「ペットボトル事件」として報じられると、百田氏はYouTubeチャンネルにて、
「ペットボトルをポンと机の上に置いたかもしれないが、かなり前の話でよく覚えていない」
と否定した。だが、8月に知人の結婚式の挨拶で百田氏は、
「たまに死んだらええって言いますけど、ペットボトル投げたけどね……他所で言ったらあきまへんで……はい、ペットボトル投げました、私ほんまわね。ほんまに言うたらアカンで、裁判なるからね」
と、河村氏にペットボトルを投げつけたことを認めている。
「ペットボトルを机に叩きつけた」
と述べている。
河村氏の弁護士は、
「投げつけたではなく、机に叩きつけても、河村氏は怖いと感じており、告訴の罪名に該当します」
と言う。
「議員会館で、こんな暴行が許されるのか」
河村氏の隣に座っていた竹上氏も、離党の会見で、
「百田氏が右手に持ったペットボトルを河村氏に向かってすごい勢いで投げつけた。(河村氏には当たらず)床にあたって跳ね返りました。そのペットボトルは私がひらって、テーブルに置いた」
と「ペットボトル事件」の現場にいた当事者として、説明している。
前代未聞の出来事だ。国政政党のトップである百田氏が、同党の共同代表だった河村氏への暴行や脅迫的な言動を行った。
「すぐにでも刑事告訴をと思ったが、東京都議選、参議院選挙などがあり、日本保守党から出馬する人もいる。もしかすれば、謝罪してくるかなとも思った」
と、政治的な配慮があったと河村氏は明かす。
だが、9月19日、百田氏と有本氏の呼びかけがあり、名古屋市内で会合をもったところ、共同代表の解任と、河村氏が代表を務める減税日本との特別友党関係の解消が「決定事項」として申し渡された。河村氏は、
「共同代表で私も執行部の一人だが、何の相談もなく、一方的な通告でその場で解任されたに等しい。とても国政政党とは思えないガバナンスの欠如。当然、暴行、脅迫については謝罪がないどころか、一切、触れられなかった。それどころか、解任されるべきは暴行に及んだ百田氏、それをなかったことにしている有本氏だ」
といい、刑事告訴に至ったという。
続きはwebで
前もっていいとこで止めに入るから!とか言って
最悪だな
【憮然】
《ト タル》
意外な成り行きに驚いたり自分の力が及ばなかったりで、ぼうっとすること。
「―たる面持(おももち)」
元ヤクザとか仲間だし



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