【謎】「左のネトウヨ」とかいう謎ワードは何を目的に誰が使ってんの？？？

寺山恵美子さん死去　86歳　「東洋の魔女」二枚看板

1964年東京五輪のバレーボール女子で金メダルに輝き「東洋の魔女」と呼ばれた日本代表の主力だった
寺山恵美子（てらやま・えみこ、旧姓宮本＝みやもと）さんが7日午前8時9分、敗血症のため茨城県高萩市の病院で死去した。86歳。

和歌山市出身。葬儀・告別式は12日午前11時から茨城県日立市諏訪町1030、日立平和台会館で。喪主は夫徹（とおる）さん。

　県立和歌山商業高で活躍し、日紡貝塚入り。故大松博文（だいまつ・ひろぶみ）監督の猛練習で鍛えられ、貴重な左利きのアタッカーとして活躍した。
62年の世界選手権優勝に貢献し、最優秀選手となった。引退後は茨城県でバレーボール指導に携わった。

「左のエース」壮絶練習耐え
　寺山さんは、当時は珍しかった左利きのアタッカーで、故井戸川（旧姓谷田）絹子さんと二枚看板を形成した。
ともに代表でプレーした千葉（旧姓松村）勝美さんは「谷田さんが右のエースなら、宮本さんは左のエース。（2人は）すごく仲良しでいつも一緒にいて励まし合っていた」と述懐する。

　「鬼の大松」と呼ばれたカリスマ指導者、大松監督に厳しく鍛えられた。「チームのために『自我を殺せ』とよく言われた」。

かつて、こう振り返った言葉にはすごみがあった。練習は壮絶を極め、レシーブの特訓では床を何度も滑って摩擦で手の皮がめくれ、腰や肩はあざだらけ。
未明の3時や4時から練習したことや「盲腸になって手術したが、1週間で練習に戻されて傷口が裂けた」こともあった。
　それでも耐えられたのは「戦後の就職難の時代。頑張ってこいよ、と送り出されて、我慢できないからって、家には帰れないと思った」からだという。

自国開催の舞台で「負けたら、外国に行って山ごもりでもしようかと考えた」というほどの猛烈な重圧をはねのけての金メダル。
目標に向かってチームメートとともに無我夢中で突き進んだ姿は昭和という時代をそのまま映し出していた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/295520