宮崎勤事件の頃ってガチでオタクに人権なかったの？

インターネットも無かったから孤立はしていただろうな

　鑑定留置の期間は、どう受け止めるべきか。
　かつては長期化したケースも多かった。例えば1988～89年に東京と埼玉で起きた連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤・元死刑囚は年単位に及んだ。かたや97年の神戸の連続児童殺傷事件はわずか2カ月だった。
　近年でいえば、2016年の知的障碍者施設「津久井やまゆり園」（相模原市）で入所者19人が殺害された事件は5カ月、17年に神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件も5カ月だった。
　元東京高裁裁判長の三好幹夫弁護士は「一般的には3カ月ぐらい。慎重にやるべきだが、今回はやはり長い印象だ」と語り「鑑定自体より鑑定書をまとめることに時間がかかる場合が少なくない。裁判長時代は書面作成をなるべく早く終わらせ、詳しい結果報告は法廷で、と指摘してきた」と述べる。
　「精神疾患があった場合、半年間の鑑定で治療が遅れて症状が悪化したり、裁判になった時には既に関係者の当時の記憶が薄れたりして、公正な裁判が阻害され、真実発見が妨げられる可能性がある」
　精神鑑定に詳しい昭和大の岩波明教授は「検察が行う鑑定は、被疑者に精神疾患がある可能性を否定する目的がある。精神疾患はないとする証明は、さまざまな可能性を摘み取らなければならず、案外難しい」とし「被疑者が非協力的な場合もあり、時間がかかることは仕方がない」。

　最高裁によると、起訴前の鑑定留置件数は年々増加している。昨年度は641件（前年度比31件増）。裁判員裁判が始まってからは加速度的に増えた。裁判員に判断基準を用意しておく必要があり、導入時の09年の353件に比べ2倍近くになった。

　「日本の場合は司法精神医学の分野が独立しておらず、精神科医が通常の診察の合間に鑑定することがほとんど。時間的な制限はある」と岩波教授は明かす。
　一方、刑事司法に詳しい九州大の内田博文名誉教授は「欧米では、犯罪は社会の矛盾が噴出した事象と捉え、個人の責任追及と分けて考えるが、日本では、個人の特異な行動だったとして事件を終結させることが最近は特に多い」と問題提起し「今回の事件で、犯行が生まれたのは本当に個人の責任だけか。放置してきた社会の側に問題はなかったのか」と話す。
　その上で「鑑定留置を短期間にした結果、大切な情報や真実を見落とし、結果的に被疑者が不利な状況に陥ることも否定できない。精神鑑定は難しく、期間の長さで一概に良い悪いの判断はできない」と訴える。

>>21
オナネタとは別にオタクを馬鹿にされる事にも異様に神経質だから絶対ドッカンすると思うんだよな、「10万人の宮崎勤」

アニオタにネトウヨが多いのはこの事件の時にマスコミに叩かれまくったからって言われてるけどそうなんかね