コウテイペンギンの子育て馬鹿過ぎワロタ もう終わりだよこのペンギン

1 : 2021/04/25(日) 08:24:42.68 ID:o6vAtqg70

東洋経済オンライン: コウテイペンギンの父は「子の孵化」に命を捧ぐ.
https://toyokeizai.net/articles/-/360999

2 : 2021/04/25(日) 08:25:04.42 ID:o6vAtqg70
コウテイペンギンの子育ては壮絶である。

3月から4月頃になると、1万羽ものコウテイペンギンの群れが繁殖のために海から離れた場所に移動を開始する。海の近くにはシャチやヒョウアザラシなどの危険な肉食獣がいる。内陸のほうが安全なのだ。

南極は南半球にあるので、3月はこれから冬に向かう季節である。

とはいえ、海から内陸までの距離は50~100キロメートルほどにもなる。よちよち歩きのペンギンたちにしてみれば、相当な長旅だ。海から内陸へ移動すると、コウテイペンギンたちは求愛を行う。
オスとメスはラブソングを歌うかのように鳴き合ったり、向かい合っておじぎをしたりする。
こうした愛の儀式を経て、お互いに一夫一妻のパートナーを見つける。こうしてペンギンの夫婦は5月から6月頃に、愛の結晶として大きな卵を1つだけ授かるのである。

オスはその卵をメスから受け取って自分の足の上に移動させる。

凍(い)てつく地面の上に少しでも卵が触れれば、瞬く間に凍(こお)りついてしまう。
そのため、地面に落とすことのないように足の上で抱きかかえると、オスだけにある抱卵嚢(ほうらんのう)というだぶついた腹の皮をかぶせて抱卵する。
ただ実際には、卵をメスからオスへと渡すときに、わずかなミスで卵が死んでしまうこともあるというから、切ない。

これから、長い長い子育てが行われる。

ペンギンのエサは海の中の魚である。海を離れた内陸にペンギンたちの食べるものはないから、内陸へ移動を始めてからの2カ月間、ペンギンたちは新たなエサは何も口にしていない。
そのため、産卵を終えたメスたちは、体力を回復させるために、エサを求めて海へと戻っていく。

メスが戻ってくる間、オスは卵を温めて待つ
もちろん、オスのペンギンも何も食べていないのは同じである。それでも、メスが戻ってくる間、オスはじっと足の上で卵を温めるのだ。

季節は冬である。南極では極夜(きょくや)を迎え、太陽の当たる時間はほとんどない。1日中、闇夜が続く。気温はマイナス60℃。
それに加えてブリザードが容赦なく吹きつける。そんな中をオスたちはじっと卵を守り続けるのである。

しかし不思議である。一般的に鳥は春に卵を産み、エサの多い夏の間に子育てをする。それなのに、どうしてコウテイペンギンは、これから厳しい冬に向かおうとする季節に卵を産むのだろうか。

南極の夏は短い。12月から1月の2カ月間が南極にとっては夏と呼べる季節である。
もし、暖かくなってから卵を産んで温めていたのでは、卵から孵化した子どもたちが大きくなる前に夏が終わり、子どもたちは厳しい冬を過ごさなければならなくなってしまう。
冬になるまでに子どもたちを成長させようとすれば、冬の間に卵を産み、できるだけ早くヒナを孵す必要があるのである。

吹き荒れるブリザードの中を、オスたちは群れ集まって身を寄せ合う。この行為はハドルと呼ばれている。オスたちは力を合わせて厳しい南極の冬を乗り越えようとするのである。

しかし、厳しいブリザードの中で、命を落としてしまうオスもいるという。過酷な子育てなのだ。

コウテイペンギンのオスはこうして、2カ月間も卵を温め続ける。海を離れたのは、その2カ月前だから、オスたちは4カ月もの間、極寒の中で絶食を続けていることになる。

コウテイペンギンは、ペンギンの中ではもっとも大きく、体重は40キログラムにもなる。ところが、断食が続いた結果、この季節になると、オスの体重は半分ほどにまで減ってしまうという。

>>3に続く

3 : 2021/04/25(日) 08:25:50.85 ID:o6vAtqg70
やがて季節は8月となる。南極の8月は冬の真っただ中だ。

長い旅を終えたメスたちがようやく戻ってくる
8月頃になると、長い旅を終えたメスたちが、ヒナに与える魚を胃の中にたっぷりと蓄えて、ようやく海から戻ってくる。
ペンギンの胃にはそのような仕組みが備わっているのである。魚をたっぷりと蓄えたメスのお腹はパンパンだ。まさにオスたちにとっては待ちわびた瞬間だ。

そして、ちょうどこの頃、長い抱卵のかいがあって、ヒナたちが卵から生まれ出てくる。しかし、オスはヒナが生まれた後も、しばらくの間は足の上でヒナを守り続ける。

もし、メスが戻ってくる前にヒナが生まれてしまうと、ヒナたちは食べるものがない。そのため、オスは食道から乳状の栄養物を吐き出し、エサとしてヒナに与える。これはペンギンミルクと呼ばれている。飢えた体に蓄えられたわずかな栄養をヒナに与えるのである。

メスが戻ってくると、オスとメスとが互いに鳴き合ってパートナーを探す。不思議なことに、1万羽ものペンギンの群れの中で、声だけでパートナーを探し合うことができるという。
なんという絆(きずな)で結びついた夫婦なのだろう。しかし、必ずパートナーに会えるとは限らない。

メスが戻ってきても、オスが死んでしまっていることもある。

オスが待ちわびても、旅の途中で行き倒れたメスが戻ってこないこともある。もし、メスが戻ってこなければ、オスとヒナは、飢えて死ぬしかない。

生きてオスとメスとが出会えることは、本当に幸運なことなのだ。

4 : 2021/04/25(日) 08:25:52.61 ID:MzjeT1qQd
メスから卵をもらうと本能でどうしても育てたくなるってインプットされてる動物
たとえ自分の子じゃなくても一生懸命育てちまうんだw
5 : 2021/04/25(日) 08:26:15.16 ID:o6vAtqg70
こうして無事にメスが戻ってくると、オスはメスにヒナを預け、メスは足の上でヒナを育てる。そして今度は、オスがエサを獲りに海に向かうのである。

しかし、もう4カ月もの間、何も食べていない。ブリザードの中で卵を抱き続けたオスの体力は、もうほとんど残っていない。

海までの距離は50~100キロメートルほどにもなる。もちろん、旅の途中にもブリザードは吹き荒れる。弱ったペンギンを狙って、海にはアザラシやシャチなどの天敵も待ち構えている。

歩き続け、海に着く以外に生きる道はない
何もない真っ白な大地を、ペンギンのオスたちは歩き続けるのだ。

飢えと寒さが容赦なく襲いかかる。オスたちは、もう限界に近い。
1羽、また1羽と歩き疲れて命が尽きてしまうオスもいる。それでも他のオスは歩き続ける。海にたどりつくよりほかに、生きる道はないのだ。

6 : 2021/04/25(日) 08:26:36.95 ID:o6vAtqg70
こうしてオスが魚を獲って群れに戻ると、今度はメスがエサを獲りに戻る。夏の季節である12月頃になると子育ては終わりを告げる。
そして、ヒナが独り立ちをすると、ペンギンの群れはエサの豊富な海へと移動し、3~4月頃になると、繁殖のためにまた内陸に向かうのである。

コウテイペンギンは5歳くらいで性的に成熟し、寿命は15~20年であるとされている。この間、彼らは命が続く限り毎年繁殖行動をし、過酷な子育てを繰り返すのだ。

コウテイペンギンの子育ては壮絶である。そして、常に死と隣り合わせである。

たくさんの死の中で、新たな生が育まれる。

南極という過酷な環境で、コウテイペンギンたちはこうして命をつないできたのだ。

7 : 2021/04/25(日) 08:26:46.97 ID:C1yYjv+md
卵温めてる時に糞をぶっかけるのはマジでやめろ
8 : 2021/04/25(日) 08:26:59.95 ID:Iz6FtgdE0
もう駄目ねこのペンギン
9 : 2021/04/25(日) 08:27:37.14 ID:0ooQ2PHc0
感動的すぎる
10 : 2021/04/25(日) 08:27:49.14 ID:iG2wPXOf0
子育てしてえらい!
12 : 2021/04/25(日) 08:28:23.85 ID:85ZH7uxJK
カイザーウェイブが使えればこんな苦労しなくていいのにな
13 : 2021/04/25(日) 08:29:04.07 ID:LVs9us7b0
>コウテイペンギンは5歳くらいで性的に成熟し、寿命は15~20年であるとされている。

過酷な環境にいるわりに結構長生きだな

14 : 2021/04/25(日) 08:29:16.09 ID:yxnz6jWW0
凄すぎて肯定するしかない🐻
15 : 2021/04/25(日) 08:29:37.10 ID:Nkt7JVzQa
で?
時給850円16時間働き続ける身にもなってみろやゴミクズ
16 : 2021/04/25(日) 08:29:43.41 ID:cUcEYkM50
コウペンちゃん
17 : 2021/04/25(日) 08:30:09.37 ID:rNXcQnjJ0
可愛いだろ
18 : 2021/04/25(日) 08:30:23.32 ID:CkgSsFtr0
オス同士、抱卵、4ヶ月、何も起きないはずがなく…
41 : 2021/04/25(日) 08:35:47.15 ID:zwJM/uVu0
>>18
糞ゲイホント有害
20 : 2021/04/25(日) 08:30:51.22 ID:+zlUtzrP0
死んだ卵ってわかるの?
22 : 2021/04/25(日) 08:31:12.91 ID:hhr2V/hi0
海のそばに住まないのはなんで?
33 : 2021/04/25(日) 08:33:21.11 ID:85ZH7uxJK
>>22
字が読めないのか?
23 : 2021/04/25(日) 08:31:42.12 ID:lMUaX8gj0
終わってるのはヒトカス定期
25 : 2021/04/25(日) 08:31:45.45 ID:S92ub3rt0
スマートな子育てなど存在しない
26 : 2021/04/25(日) 08:32:04.52 ID:XamElfJ80
でも絶滅してないって事はそういう事なんだろ
27 : 2021/04/25(日) 08:32:16.60 ID:fVcwgktq0
よくそんなんで現代まで生き残れたな
29 : 2021/04/25(日) 08:32:44.93 ID:LxZGN/VZ0
長すぎ産業
31 : 2021/04/25(日) 08:33:06.29 ID:RVde1sd+0
カッコウなんて他人任せだぞ
他鳥任せか
36 : 2021/04/25(日) 08:34:12.33 ID:34w45K1nM
>>31
あいつホント最低
それだけならまだいい
生まれたら、そばの雛を頃すからね
32 : 2021/04/25(日) 08:33:12.15 ID:34w45K1nM
>>1にもあるが大半の鳥とは違う生き方なのね、、、
34 : 2021/04/25(日) 08:33:52.67 ID:E94xnfQUM
場所悪くてクソぶっかけられてるペンギン
35 : 2021/04/25(日) 08:33:53.14 ID:B4MEezF+0
エンペラーの子供たちって両親不在の間に
子供だけで集まって幼稚園つくるんだよな確か
38 : 2021/04/25(日) 08:34:25.46 ID:p8hPYIPS0
地球あっためておいたからもうそんなこと心配する必要ないぞ
40 : 2021/04/25(日) 08:35:17.51 ID:XDZXjojN0
やっぱり子孫繁栄させない生物は終わってんな
42 : 2021/04/25(日) 08:36:01.30 ID:FIryMRAe0
親の足に踏み潰されてる子供の画像すこ
誰かはってくれませんかね
43 : 2021/04/25(日) 08:36:16.93 ID:oAca57FX0
12月に子育て終わって海に出てまた3~4月から内陸で繁殖始めるとか実際の自由は2ヶ月くらいなんかつらぁ
46 : 2021/04/25(日) 08:37:34.15 ID:UgwmffCDa
それ日勤夜勤切り替え12時間勤務3勤3休よりきついの?
47 : 2021/04/25(日) 08:37:34.68 ID:B4MEezF+0
でもエンペラーは他所の子育てないんだよな当然だけど

両親戻ってこないで痩せ細った子どもの画像みたときは苦しかったわ

49 : 2021/04/25(日) 08:37:46.22 ID:Cuxc+j8o0
映画化されて話題になってたけど何年も前だから知らない人もいるよな
50 : 2021/04/25(日) 08:38:45.39 ID:oAca57FX0
映画のアテレコしてる3人がいい声なんだよな
神木くんの声も可愛い
51 : 2021/04/25(日) 08:38:55.00 ID:34w45K1nM
飛ばない鳥は鳥じゃない(´・ω・`)
52 : 2021/04/25(日) 08:38:57.45 ID:LvylLPdn0
感動した
53 : 2021/04/25(日) 08:39:45.43 ID:udeICXlx0
ケツデカピングー
55 : 2021/04/25(日) 08:40:08.24 ID:LHiPHHse0
ドウテイニンゲンよりマシ
56 : 2021/04/25(日) 08:40:22.95 ID:AVZepweN0
海辺にはアザラシやシャチがいて危険ってのはわかるが
だからってなにも100キロも内陸にいかなくていいだろ
シャチがどれだけ陸を移動する想定してるんだよコウテイペンギンは

コメント

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