彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大物芸術家や」

サムネイル
1 : 2024/05/11(土) 11:50:48.25 ID:16zf69sG0
(´・ω・`)「ボクはアウグスト・クビツェク」
家具職人の息子だ

( ¯灬¯ )「お疲れさん ほれ今月の給料だ」
(´・ω・`)「ありがとう」

( ˙灬˙ )「またオペラを見に行くのか?」
(´・ω・`)「う うん」

( ¯灬¯ )「そうか…まぁ余った時間で何をするかはお前の自由だ」

2 : 2024/05/11(土) 11:51:21.81 ID:16zf69sG0
(´・ω・`) .。oO(毎日、機械的に作業をする毎日)
でもボクの人生、こんなのでいいのかなぁ…
楽しみと言えば貰ったお金でオペラを見に行くこと
ま、小遣い程度だから立ち見しかできないんだけどね
あの柱の下が秘密の特等席なんだ
あれ?先客がいる

┃柱┃
彡(゚)(゚)

(;´・ω・` ) .。oO(仕方ない)
こっちの壁にもたれながら見るか
今日の演劇は『魔弾の射手』だ

3 : 2024/05/11(土) 11:52:07.45 ID:16zf69sG0
♬♪♪♪

(´^ω^`) .。oO(ああ~いい。いい! )
どんな疲れも癒される
本当に…芸術からは勇気を貰えるよ

( ;´-ω-` ) .。oO(でも……)
柱が少し邪魔だなぁ
あいつがいなければもっとよく見えたのに
そういえば前もあいつに場所を取られたような…?

4 : 2024/05/11(土) 11:52:51.66 ID:16zf69sG0
ボクは彡(゚)(゚)←このライバルを観察した 

ひときわ青白く華奢な青年は目を輝かせて舞台に夢中になっている
いつもキチっとした身なりでどこか控え目
明らかにボクよりいいとこの家の子みたいだ

5 : 2024/05/11(土) 11:53:57.85 ID:16zf69sG0
ブー

( ´-ω-` ) .。oO(休憩だ…もう半分か)
ずっとこの時間を楽しんでいたいのに

(´・ω・`) .。oO(んーそれにしても)
今日の公演は音楽と演出はいいんだけど……

彡(-)(-)「歌手が微妙やな」
Σ( °ω° )

(´^ω^`)「そうそう! 歌手が台無しにしてるよね」
この一言が〝きっかけ〟だった

(´・ω・`) (゚)(゚)ミ
一九〇四年の十一月。ボクと彼は出会った

6 : 2024/05/11(土) 11:55:05.02 ID:16zf69sG0
ボクは彼の飲み込みの早さに驚かされた
理解力の点では間違いなくボクより優れていた
でも、音楽のセンスではボクの方が優っているように思えた

(´^ω^`) (^)(^)ミ
ボクと彼の話題は舞台のことでいっぱいだった
彼とは恐ろしく意見があい、喜びを覚えた

彡(-)(-)(´・ω・`)
でも、彼は自分のことを何一つ話さなかった
なのでボクも自分のことはなにも話さなかった

7 : 2024/05/11(土) 11:56:00.01 ID:RKDnieMF0
これは良スレ
8 : 2024/05/11(土) 11:56:01.34 ID:16zf69sG0
名無しの関係が続いてしばらく
いつもは劇場でさよならしていたのに
その日は違った。ボクは彼と一緒に帰ることになった

別れ際、彼は名乗った
「アドルフ・ヒトラー」と

9 : 2024/05/11(土) 11:57:06.90 ID:16zf69sG0
『学校』
その単語を聞いたアドルフは怒りを爆発させた

彡(●)(●)「学校なんてところは ナマケ者を作る場所でしかない!!」
彡(゚)(゚)「そんな話より『リエンツィ』について語ろうや」

(´・ω・`)「まぁまぁ そうせっかちにならないで」
どうやらアドルフは学校に行ってないみたいだ

(´・ω・`) .。oO(学校か…)
(´・ω・`)「ボクも学校にはいい思い出がないや…」

彡(゚)(゚)「ん どうしてや?」

10 : 2024/05/11(土) 11:57:50.10 ID:16zf69sG0
アドルフはこの一言に興味をもった
だから、ボクは学校でひどい成績だったことを正直に告げた

彡(゚)(゚)「クビツェク…勉強はちゃんとしんとダメやろ」
(。゚ω゚)「えぇ!?」

自分のことは棚に上げて……
矛盾してるよアドルフ………

11 : 2024/05/11(土) 11:58:35.00 ID:16zf69sG0
彡(゚)(゚)「まだ終わらんのか 劇はもう始まっとるぞ」

アドルフは待ち合わせの時間になっても来ないボクを迎えに
仕事場までやってきていた

彼はボクの仕事を煩わしい障害かなにかだと思っているようだ
黒いステッキをグルンぐるんと振り回しながらせかし続けてくる

12 : 2024/05/11(土) 11:59:18.41 ID:16zf69sG0
(ꐦ^ω^)「もう少し、待って」
イラっとしながらもボクは不思議だった
どうして彼は暇なのだと
だから何気なく聞いた

(ꐦ^ω^)「アドルフは何か仕事をしてないの?」
彡()()「……」

(´・ω・`)??
彡(●)(●) 「冗談やない!」

(。゚ω゚)!!

13 : 2024/05/11(土) 11:59:55.32 ID:16zf69sG0
彡(-)(-)「お前の言っとる仕事ってのはな…」
彡(゚)(゚)「パンを得るための仕事や!!」

彡(゚)(゚)「そんなもんに時間を盗られるのはあまりに愚かや」
(´•ω•)「えぇ…」

なにを言ってるんだよ……
食べるために働く
そんなの当たり前のことじゃないか…

( ´-ω-` )……
まあ、きっとアドルフは裕福な家の子なんだろう

(´・ω・`) .。oO(うーん…そうだとしても…)
何でボクみたいな家具職人の子を相手にしているんだろう?

14 : 2024/05/11(土) 12:00:43.96 ID:16zf69sG0
大人しくて受け身がちなボク
相手の立場に感情移入できて順応性がある
対してアドルフは極めて短気で激しい気性
唐突に怒り狂うことがしばしばだ

(´・ω・`)ノ♬〵(゚)(゚)ミ 
こんな正反対なボクらだけど芸術という共通の趣味で繋がっていた
ボクが聞き役でアドルフが話す役
舞台ならピッタリな配役だ

15 : 2024/05/11(土) 12:01:18.66 ID:RKDnieMF0
ええ友達やな
16 : 2024/05/11(土) 12:01:34.03 ID:16zf69sG0
彡(゚)(゚)「クビツェク 迎えにきたで」
(´・ω・`; )「うーん ちょっと待って」

彡(゚)(゚)「遅い 始まってしまうぞ」
(´・ω・`)「ごめんごめん 木屑の掃除が大変でさ」

ボクたちは小道を歩いた

彡(゚)(゚)「クビツェク…ワイはいつかこの田舎町から出ていくつもりや」
(´・ω・`)「どこに行くの?」

彡(^)(^)「もちろんウィーンや!」
(´・ω・`)「羨ましいなぁ ボクも……」

(ヽ’ん`)「お? アドルフ! アドルフじゃないか!」

(´・ω・`) .。oO(誰だろう…)
ボクらと同じ十六才くらい…アドルフの元クラスメイトかな?

17 : 2024/05/11(土) 12:02:33.36 ID:16zf69sG0
(ヽ’ん`)「最近どうだい? 相変わらず痩せてるねぇ!」

彼はアドルフの上着を親しげに触って、語りかけていた
アドルフは基本的には他人にとても礼儀ただしい
ボクはその紳士的なアドルフを役者アドルフと呼んでいる

今回は素のアドルフと役者のアドルフ
どっちのアドルフかな?

(´・ω・`)チラッ
(。゚ω゚) .。oO(あ!ヤバい)

彼の怒りの導火線に火がついてしまっている

( ; ›ω‹ ) .。oO(くるぞ来るぞ…)

18 : 2024/05/11(土) 12:03:15.07 ID:16zf69sG0
彡(•)(•)「そんなこと おまえには関係ないやろ!」
彡(●)(●)「将来の木っ端役人風情が!!」

Σ(ヽ’ん`)「ひっ ひえ」

彡(゚)(゚)「行くで!クビツェク」
(´・ω・`; )「えっ ちょっと いいの…?」

アドルフはボクの腕をつかむと黙って歩き出した
彡(゚)(゚)っ(´・ω・`) 三三3     ((ヽ’ん`))「あわわわわ」

ああ、顔が真っ赤になっちゃって…なんというか…御愁傷様…

19 : 2024/05/11(土) 12:03:58.58 ID:16zf69sG0
ボクのヴァイオリンの先生が亡くなった
教会には先生の家族や友人、教え子。たくさんの人が集まっていた
その中にはアドルフもいた

彡(゚)(゚)「クビツェク まぁ元気だせや」
(´;ω;`)「アドルフ…君も先生にお世話になっていたんだね…」

彡(-)(-)「ん… まぁ… そんなところや」
(´;ω;`)?

(´;ω;`) .。oO(なんだろう……)
アドルフの言葉が珍しくハッキリとしない

気になったので、聞いてみた
すると、アドルフは先生を知らなかった
なんで知らない人の葬式に出たのか理由を聞いた

彡;(゚)(゚)「お前が他の連中と一緒にいて…話していることに……」
彡;(゚)(゚)「我慢できなかったんや!」

(´・ω・`; )「そ、そう…」

20 : 2024/05/11(土) 12:04:50.08 ID:16zf69sG0
(´・ω・`)「アドルフは役人が嫌いだよね」

(´-ω-`)「でも、家具職人なんかより…」
(´・ω・`)「安定している立派な職業だと思うんだけどな」

彡(゚)(゚)「役人? あんなん地位をちらつかせて威張ってるだけや」
彡(゚)(゚) 「そんな奴らよりも家具職人の方がよっぽど立派や!」

彡(゚)(゚)ノ㌧「気にすんな」
(´・ω・`)「アドルフは将来何になりたいの?」

彡(゚)(゚)「ん?そんなもん決まっとるやろ 芸術家や おまえと一緒や」
(´•ω•`)「あ……」

21 : 2024/05/11(土) 12:05:30.80 ID:16zf69sG0
ボクの将来の夢は音楽家になること
ボクは音楽が大好きだった
日夜欠かさずに楽器の練習に励んでいた

でも、両親には黙っていた。心配させたくなかった
音楽家という将来が不透明な仕事に就きたいとは口が裂けても言えなかった

ボクには自分の本心を打ち明けられる人が誰もいなかった

22 : 2024/05/11(土) 12:05:57.87 ID:16zf69sG0
(´-ω-`)…孤独だった
(`・ω・´) .。oO(でも、今はちがう!)

(´^ω^`)「うん そうだよね!」
(´^ω^`)「ボクも本当は音楽家になりたいんだ!」

彡(゚)(゚)「いまさら何を言っとるんや…変な奴やなぁ」

23 : 2024/05/11(土) 12:06:38.99 ID:RKDnieMF0
美大に落ちなかったヒトラー見てみてぇなぁ
24 : 2024/05/11(土) 12:06:42.76 ID:16zf69sG0
ボクは音楽家になる! アドルフは画家になる!
お互いの性格は正反対。でも芸術がボクらを結びつけた

この関係が友達と呼べるのかは分からない…

もしかしたら、アドルフにとってのボクは
彼の言いたいことをぶつけられる「ある人間」
彼にとって都合のよいだけの人間なのかもしれない…

でも、ただ一つ、これだけは言える
ボクはもう孤独ではなくなっていた

(´^ω^`)人(゚)(゚)ミ

25 : 2024/05/11(土) 12:07:48.63 ID:16zf69sG0
アドルフはボクの家に遊びにきていた

(´・ω・`)「まぁ汚いけどゆっくりしていってよ」

彡(^)(^)「お邪魔します。」
彡(゚)(゚)「って誰もおらんのか」

(´・ω・`)「母さんたちは写真館に行くってさ」
彡(゚)(゚)「そうなんか…。ワイは写真が嫌いや」

(´・ω・`)「でも学校で撮らされたでしょ」

彡(-)(-)「あれは苦痛やった」
彡(゚)(゚)「なんでやつらと一緒に写真を撮らなあかんねん」

26 : 2024/05/11(土) 12:08:46.80 ID:16zf69sG0
彡(゚)(゚)「それに美術の授業!」
彡(•)(•)「組まされた奴の下手くそさはそら酷かった」

彡(●)(●)「あの絵はいつか絶対に燃やしたる!」

(´・ω・`; )「そんな物騒な…」
(´・ω・`)「でもアドルフは人物画を描かないよね」

(´・ω・`)「風景画を描いてるとこしか見たことがないよ」
彡(゚)(゚)「ワイはいつかウィーンへ行くんや」

彡(-)(-)「だから その前にここ…。」
彡(゚)(゚)「リンツの風景をなるべく書き留めておきたいんや」

27 : 2024/05/11(土) 12:09:27.26 ID:16zf69sG0
彡(゚)(゚)「リンツは橋と街道はいいが 建物はアカン!」
彡(-)(-)「昔ウィーンに行った時に見た劇場といったら……」

彡(>)(<)「そら凄かった!」
彡(-)(-)「でもここは田舎や そうそう豪華絢爛な建物は作れん…。」

彡(゚)(゚)「けど田舎特有の自然はある!なんといってもドナウ川の眺めは最高や!」
彡(゚)(゚)「ドナウ川は、古きゲルマン伝説の戦士が戦いに赴く際に使われたんや!」

彡(^)(^)「そう ブルグントの船団や!」
アドルフの語る歴史物語は実に生き生きとしていた

彼の話術はとても洗練されていて、いつの間にかボクは聞き入っていた
そしてだんだんと……。
ボクの頭の中にはドナウ川を下る強大な船団が描かれていた
( ´-ω-` ) .。oO

28 : 2024/05/11(土) 12:10:08.19 ID:16zf69sG0
彡(^)(^)「よっしゃ!これから遠足にいくで!」

(´・ω・`; )「ええ!? そんな急に…」
(´・ω・`)「今日は劇場へ行かないの?」

彡(゚)(゚)「予定変更や!さっさと行くで」
( ´-ω-` )「もう お弁当を作るから少し待ってて」

彡(゚)(゚)「そんなもんいらん パンと牛乳があればええ」
彡(゚)(゚)「ほら、行くで!」

(。゚ω゚)「ちょっと、待ってよ!」

┗(゚)(゚)ミ┓┗(‘・ω・`; )┓三三3

29 : 2024/05/11(土) 12:10:56.29 ID:16zf69sG0
ボクとアドルフはろくな準備もせず家を出た
そして、小高い丘を登り始めてからしばらく

(‘@ω@`)「ア アドルフ 少しキツくない…?」

彡(゚)(@)「そ そんなんじゃ屈強なゲンマンになれんで…」
彡(゚)(゚)「お 丘が見えてきた! あそこからの眺めが最高なんや!」

┗(゚)(@)ミ┓┗(‘@ω@`)┓三3

30 : 2024/05/11(土) 12:11:22.00 ID:16zf69sG0
ポツ…ポツ…
( ´-ω-` )「あーあ降ってきたよ…」

彡;(゚)(゚)「ここまで来たら引き返せん!」
彡(゚)(゚)「それに山の天気は変わりやすい すぐ晴れるわ」

┗(゚)(゚)ミ┓三三3    ┗(‘・ω・`; )┓三3

アドルフはボクの前をひたすらに歩いていく
あんなガリッポッチな体のどこにそんな体力があるのか不思議に思う…

彡()()「ゲホッゲホッ」
それに肺も弱いみたいだし…

31 : 2024/05/11(土) 12:11:56.85 ID:16zf69sG0
ザァー
(´・ω・`; )「ああ…本格的に降ってきた…」
川(゚)(゚)「うーん 自慢の前髪がびしょ濡れや」

(´・ω・`)「アドルフは前髪をいつも垂らしてるよね」
(´・ω・`)「せっかくの大きい目が隠れて勿体ないよ」

川(゚)(゚)「せやろか」

アドルフの顔は鼻筋が通っていて、すっきりした顔立ち
額は広く、いくぶん突き出ていて、鼻と口はわりと平凡
でも、なんといってもアドルフの特徴はその〝目〟にあった

32 : 2024/05/11(土) 12:12:32.53 ID:16zf69sG0
(‘@ω@`)「ヒイ、ヒイ…」
川(゚)(@)「ハッ…ハア……」

(´・ω・`)「あ…」
川(゚)(゚)「や、やっと……」

(´^ω^`)『頂上だ!』川(^)(^)

雨はいつの間にか止み、町の反対側まで一望できた

33 : 2024/05/11(土) 12:13:02.87 ID:16zf69sG0
Σ彡(゚)(゚)「お! あれはリヒテンハーク城やん!」
彡(>)(<)「スケッチしたろ!」

(´・ω・`)「よくそんなに体力あるね…」
(´・ω・`)「体は僕より貧弱なのに…」

彡(゚)(゚)「毎日歩いとるからな ウォーキングは得意や」
Σ(゚)(゚)ミ「お、見ろやクビツェク ゲオルゲン村も見えるぞ」

(´・ω・`)「本当だね…」

彡(-)(-)「あそこは農民戦争の舞台になった場所なんや…」
彡(>)(<)「今度はあそこに行ってみるで」

(´・ω・`; )「えー…今更なにも残ってないでしょ」
彡(゚)(゚)「行ってみんとわからんやろ」

34 : 2024/05/11(土) 12:13:33.58 ID:16zf69sG0
アドルフは異常なまでの真剣さを持っていた
たとえそれがどんな事でも、単なる遊びであっても
彼は関心のある問題
それも何千とある問題にまじめに取り組んでいた
35 : 2024/05/11(土) 12:13:38.63 ID:RKDnieMF0
行動力の塊なんやな
36 : 2024/05/11(土) 12:14:14.66 ID:16zf69sG0
ボクの家の前

( ;´-ω-` )「やっと家に着いた…もうクタクタだよ」
(∗ 'ω' ∗)「クビツェクどうしたの?びしょ濡れじゃない」

(´・ω・`)「あ お母さん 写真館から帰ったんだね」
(∗ 'ω' ∗)「あら そちらのかたは?」

彡(•)(•)「私はアドルフ・ヒトラーと申します」
彡(•)(•)「いつもクビツェクさんとは楽しく過ごさせて頂いています」

(∗ 'ω' ∗)「これはご丁寧に」

(´・ω・`) .。oO(役者モードのアドルフ……)
よくぞまあ、ここまで見事に演じ分けができるよ

37 : 2024/05/11(土) 12:15:16.02 ID:16zf69sG0
彡(^)(^)「いや~ お若く綺麗ですなぁ!」
彡(^)(^)「写真館の方もきっとよいお仕事をなされたに違いない!」

Σ(∗ 'ω' ∗)「あらお上手!」

〝生真面目な男〟
それがアドルフと短い時間で関わった人間が持つ彼の印象だ

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