小池百合子「視聴率を見なさい！五輪のおかげでみんなステイホームしてるのよ！」モニタリング会議では2週間後に4500人感染の試算

小池都知事、東京五輪「ステイホーム率上げてくれている」…若者に危機意識共有訴え
7/29(木) 15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/db9daf2e0c1b093b79c8f3f60a01de5703d5e794

東京都の小池百合子知事は２９日、都庁で開催されたモニタリング会議後に記者団の取材に応じ、
東京五輪期間中の人流について「オリンピックはとてもステイホーム率を上げてくれている。
テレビ局による視聴率がそれを如実に示している」との認識を示し、
「ぜひご自宅での観戦を引き続きお願いしたい」と都民に呼び掛けた。

都内では、２８日に新型コロナの感染者が新たに３１７７人確認され、
２日連続で過去最多を更新するなど厳しい感染状況が続いている。
小池氏は、「コロナは他人事（ひとごと）ではない。特に若い世代の皆さんと
『（インド由来の変異株）デルタ株は手ごわいんだ』という危機意識を共有したい」と訴え
「ワクチンが行き渡るまでが勝負であり、この夏を最後のステイホームにしていきたい」と
不要不急の外出や都県境を越える移動の自粛など感染防止対策の徹底を求めた。

都は２９日、専門家を交え新型コロナウイルス感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、
感染状況、医療提供態勢ともに４段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。

同会議に出席した専門家は感染状況について
「これまで経験したことのない爆発的な感染拡大に向かっている」と危機感を示し、
現在の増加比約１５３％を２週間継続すると五輪閉幕後の８月１１日には
約４５３２人に上るとの試算を公表した。
また、主要繁華街のレジャー目的の夜間滞留人口に関しては、
４週連続で減少しているものの４月末からの３回目の緊急事態宣言時と比べると、
昼夜共に減少率は４割程度にとどまっていることが報告された。